・ロボットを制御するコントローラの開発
・ロボットに動作を教えるティーチングペンダントの開発
・アームの軌道計算・逆運動学計算のアルゴリム開発
・画像認識、AI、ROSを使用したアプリケーション開発 等
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プロジェクト事例
●産業用ロボット開発支援:未経験でロボット開発にチャレンジ
弊社は、2013年からロボットの開発ビジネスを始めています。
ロボット工学は東京農工大の遠山茂樹教授にコンサルティングいただいて一から学習しました。
開発は非常に苦労しましたが、どうにか2年で基本機能を開発し、溶接、切断、研磨、パレタイジング等の応用機能も開発することができました。
コントローラ、ペンダントの開発が成功したことを受け、お客様からロボットアームの設計もご依頼いただきました。
この案件を通して、産業用ロボットを構成するメカ、エレキ、ソフトを全て自社開発する技術を、獲得することができたのです。
●自社開発ロボット:樹脂製の7軸協働ロボット「Beanus 2」
Beanus2は、豆蔵が三井化学、日本電産シンポと共同開発を行った、オリジナルの協働ロボットです。
ロボットアームを樹脂化することで、金属製のロボットアームと比べて1/2まで軽量化することができました。
また、高バックドライバビリティ減速機の高効率・低摩擦を活用することで、モータ電流で高精度に外力を推定することができ、
トルクセンサーなしで衝突検知やダイレクトティーチングを実現しました。
軽さと柔らかさを実現するロボットの新しい設計手法をロボット業界に提案し、展示会で大きな反響を得ることができたのです。
現在では、この技術を応用してロボットメーカーへの開発支援も行っています。
●飲食店向けロボット導入支援:お客様とともにシステム開発
飲食店における人手不足を解消するために、厨房での食器洗浄工程をロボットで自動化するロボットSI案件を進めています。
水槽内の食器を選別して洗浄機に投入し、洗浄後の食器を移設する一連の工程をロボットで自動化しています。
システム開発では工程を細分化し、食器把持用のロボットハンド、食器の整列機構、食器識別の画像処理などの要素技術を確立し、ステップバイステップでシステム化に繋げていきました。
本案件は厨房というロボットの導入が進んでいない環境に向けたシステムであり、開発においては多くの課題がありました。
例えば、水場やスチーム環境下での画像処理では非常に難易度が高かったですが、実現できること、できないことを明確にして、双方納得の上でシステム化に取り組みました。